インプラントとは |
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インプラントとは、歯の抜けたところに人工の歯根を植え、顎(あご)の骨と固定した後、人工の歯を装着する処置です。 顎の骨に直接しっかりと固定されるため、固いものでも楽にたべられるようになります。また、口の中の異物感が無く、天然歯と遜色ない本来の自然な咀嚼運動が蘇ります。 入れ歯やブリッジのように「設置のために歯を削る」などの、残っている別の歯に負担をかけるような処置が必要ありません。このことから施術箇所だけはでなく、自分の歯を守るためにも有効な治療法と言えます。 |
■治療の流れ■ |
1. カウンセリング 患者様の症状を解り易く説明し費用や不安・疑問にお答え致します。 |
2. 口腔内の検査 CT検査をお受けいただきます。(20分程度) ※当クリニック推薦施設での実施となります。 |
3. 診断 & 説明 検査結果をもとに治療計画を立てて、ご説明します。 |
4. 一次手術(2時間程度) |
・インプラントを埋め込むためのホールを ※本数や状態により必要時間は異なります。 |
5. 消毒と結合の経過観察 術後は医師の指示に従いお過ごし下さい。(抜歯後と同等です) |
6. 二次手術 |
インプラントの頭を出す手術です。インプラント上部を歯肉から露出させて、人工歯を包み込む形に歯肉の治癒を誘導促進するための専用キャップを取り付けます。 局所麻酔をかけ、 |
7. 印象採得(型どり)/支台装置(アバットメント)装着 二次手術後、約2週間で歯肉の状態を診て、上部構造(人工歯・クラウン)の型をとります。 |
8. 上部構造の作製・装着 型取り後、約10日前後で上部構造(人工歯・クラウン)を装着します。 |
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9. メンテナンス 期間はお口の中の状態によって異なりますが、1~6ヶ月に一度メンテナンスをします。 患者様の状態や予約状況で前後いたしますが、概ねカウンセリングから ※メンテナンスをきちんと受けていただくことで、インプラントの保持に関する処置を保証対応致します。 |
【症例写真】 |
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●症例1:男性30代 右上前歯1本抜歯 | |
[Before] 保存が不可能な状態にまで虫歯が進んでいたため、1本抜歯。(抜歯と同時にインプラントを埋入。) |
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[After] インプラント施術後 |
●症例2:男性70代 総入れ歯 | |
以前の入れ歯では咀嚼時に痛みがあり、ものが噛めないため来院。 [After] 2本のインプラント埋入後、上部固定装置を装着。 |
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従来の総入れ歯と異なりグラつきがありません。 |
●症例3:女性70代 部分入れ歯 | |
[Before] 部分入れ歯そのものに異物感があり、装着する事自体が苦痛になったため来院。 |
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[After] 左奥歯2本をインプラントとし、右奥歯はご自身の歯を残し被せ物を銀からセラミックに替えました。 |
●症例4:女性60代 左奥歯の欠損 | ||
[Before] |
[After] |
欠損部分にインプラントを埋入し、セラミック製の歯が入りました。ブリッジとは異なり両隣在歯を削る事はしません。 |
●症例5:女性70代 自分の歯を残す治療 | |
[Before] さし歯の根元の黒いむし歯を、抜歯せずに治療します。 |
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[After] 下顎の欠損部分のみインプラントを埋入(4本)。極力ご自身の歯を残す方針の治療を行います。 |