矯正治療のための精密検査 |
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矯正治療を始める前には、患者さんをどのように治したらいいか考えるための資料として、また治療前の患者さんの状態の記録として、資料を採取します。 |
1. 口腔内写真/顔貌写真 口の中の写真、顔の写真、全身写真を撮影します。矯正治療をすると口元、姿勢も変わります。 |
2. 頭部X線規格写真(セファロ) 頭部X線規格写真(セファロ)は一般の歯科医院にはない、矯正歯科用の特別なレントゲンで、顔の骨格を調べるためのものです。 |
3. パノラマX線写真 歯と顎の骨のレントゲンです。 |
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4.模型採取 上下の口の型を採り、模型を作ります。かみ合わせの状態を細かく調べます。 |
5.咬合力測定 オクルーザーという機械で咬み合わせの力を測定します *矯正治療を必要とするほとんどの患者さんは |
【症例写真】 |
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●症例1: 7才 女子 | |
[Before] 上下それぞれ4本の永久歯について矯正を行いました。 |
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[After] 前歯の開き、歯列の不揃いだった部分の改善が解ります。 |
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[After2] 数年後。早い時期に矯正を始めたので非抜歯で処置が完了しました。中学生になっても全体的にきれいに整っています。 |
●症例2: 15才 女子 | |
[Before] 上顎の「八重歯」を主訴とした乱ぐい歯の治療です。 |
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ブラケットは透明なものを使用しました。 顎が狭く拡大しても並びきらない為、八重歯の後ろの歯を抜歯して治療しました。 |
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[After] 隙間が残ることなく、綺麗な歯並びが実現しました。 |
●症例3: 7才 女子 | |
[Before] 前歯の下顎前突(受け口)=噛み合わせが反対になった状態を治療します。 |
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舌側矯正(歯の裏側に着けて見えない矯正治療)を行いました。 |
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[After] 受け口が改善し、自然な咬み合わせが実現しました。 |
●拡大装置 | |
歯列を拡大する装置です。比較的骨が柔らかい、若い患者様を対象とした非抜歯矯正治療で効果を発揮します。 ※こちらは取り外しが可能なタイプです。 |